SSブログ

明日に向かって撃て! [映画]

久しぶりにこの映画を見ました。

最近、増尾好秋さんのアルバムで、杉本喜志代さんも参加している「バルセロナの風」というCDを見つけたのであるが、この中にバート・バカラックの曲が2曲入っていた。
どちらも良い曲だったのであるが、特に「I Say a Little Prayer」という美しくかつ変拍子の不思議な曲に引きつけられた。
バカラックと言えば、カーペンターズの「Close to You」やBJトーマスの「雨にぬれても」等の数々のヒット曲で知られる偉大なるメロディー・メーカーである。
「もう少し深くしるべし」と思い立ち、これを機に、私はバカラックのCDを集めだしたわけである。

そして「明日に向かって撃て!」はバカラックが音楽を担当している。
先の「雨にぬれても」もその挿入歌である。
以上が、この度、またこの映画を見てみようと思った理由である。

この話は、19世紀終わり頃から20世紀初頭にかけての実話に基づいたものらしいが、「二人のならず者の男が警察に追われ、逃亡生活を送りながら強盗を繰り返していくのだが、徐々に追い詰められていく。」という、単純に言えばそんなストーリーで、緊張した場面の中で描かれる固い友情やユーモアは、迫力のある大自然と素敵な音楽に盛り上げられており、とても好きな映画である。

二人の役割は、ブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)が作戦等の頭脳を担当、サンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)が早撃ちのガンマンという設定で、ルパンと次元の関係に似ていると言えなくもない。
また、サンダンスの恋人、エッタ・プレイス(キャサリン・ロス)は彼らと共に行動しサポートする。

「明日に向かって撃て!」というタイトルは、ラストのストップモーションのイメージがそのままタイトルになっているような気がするのであるが、原題は「ブッチ・キャシディとサンダンス・キッド(Butch Cassidy and the Sundance Kid)」という極めて単純なもの。ただ、このストーリー全体としては、原題の方がマッチしているような気がする。

余談になるが、かつてハムスターを飼っていたことがあった。
飼育始めの名前を決める会議で、丁度この映画を見た後だったせいか、私はオスの名前の候補にサンダンス・キッド、メスの名前の候補にエッタ・プレイスを挙げたが、採用されなかった。

それではまた!


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 2

zion

これって実話にもとずいているのですか?サンダンス映画祭ってここから来ているのかしら?好きな映画です。ハムスターの名前残念でしたね。うちの代々の猫マリアンヌ・フェイスフル,ミケーレ・リアーリオ、ジャン・マリアーノどれも採用されましたが、マリちゃん、ミケチョフ、まりちゃんと家人は呼んでおりました。うまくいかないものです・・・。マリアンヌは本当彼女によく似た儚げなブルーの瞳の美猫でした。ミケーレは神妙な雰囲気の三毛で。毒殺で有名なボルジア家の腹心からとりましたが、実在した人物同様、行方不明に。ハムちゃんサンダンスって名前にならなくて、絶対よかったかも~。
by zion (2007-07-20 17:45) 

ふみちゃん

Zionさん、コメントどうもありがとうございました。
実話に基づいているとは言っても、どこまでそうなのか、よくわかりませんが、脚本は史実調査も含めて8年間かけて練り上げたということですから、ある程度は事実なんだと思います。
また、サンダンス映画祭は、ロバート・レッドフォードが始めたものですが、この「明日に向かって撃て!」でレッドフォードは無名に近かった存在から一躍スターとなったわけですので、サンダンス・キッド役に格別な思い入れがあるのかもしれません。
猫の名前はどれも洒落てますね。愛称もミケチョフなんて、面白いですね。
by ふみちゃん (2007-07-20 23:18) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。