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ウルトラな週末 [特撮]

「怪獣と美術」の企画展を鑑賞するため、三鷹市美術ギャラリーに行ってきました。

怪獣デザインで有名な、成田亨氏の怪獣デザインの原画を中心とした展示で、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン等の怪獣・星人のオンパレード。
来場者のほとんどが自分と同年代の人と見たが、やはりメトロン星人、メフィラス星人、カネゴン等、往年のスター達の前ではみな食い入るように見ていた。
各怪獣・星人のデザインのコンセプトが簡単に説明されていて、結構面白かったです。
また、突撃ヒューマンも成田氏のデザインのようで、幾つか展示されていたが、よく見るとザラブ星人に似ていることに気がついてしまった。
10月21日まで開催しているので、ご興味のある方は是非!

この日はその足で、タワーレコードに行って、「交響詩ウルトラマン・ウルトラセブン」のCDをゲット。30年ぶりに復刻されたフルオーケストラのアレンジということで、ある友人から薦められたものであったが、原曲に結構忠実で、違和感のない仕上がりであった。もともと原曲もオーケストラ的なアレンジ(どちらかというと管楽器が目立つので吹奏楽的かな)なので当たり前かもしれないが。

なお、最近トミーテックのジオコレを集めているのですが、今週末のセブン三昧の〆として、架設レイアウトにバンダイのソフビを立てて遊んでみました。肝心のセブンが見当たらなかったのですが、どうでしょう?

題1「颯爽と現れたメトロン星人」

題2「メトロン星人とペガッサ星人の友情」

題3「その輪に加わりたいガッツ星人」

セブンのミュージック・ファイルを聴きながら。

それではまた!


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行川アイランド [特撮]

2001年8月31日に閉園となってしまった、特撮ロケ地の名所「行川アイランド」。
私が直接認識しているのは、キカイダー01の第15・16話、アイアンキング第21話であるが、この他にも仮面ライダー等で使用されているようだ。
私は一度も行ったことはないのだが、外房方面を訪れたついでに、その跡地を探訪してまいりました。

園の入り口の交差点には、未だに「行川アイランド前」の表示がある。

入口の様子。

最後の夏のイベントのチラシ、バスの時刻表等が未だに掲示されており、6年前から時は止まっているようだった。

行川アイランド駅。

今では無人駅であるが、かつてはこの改札も栄えていたのであろう。

トイレも現在は閉鎖。写真向かって左側の部分は、コインロッカーがあったようだ。

ここにも不思議な表示板。

駅の表示板はいくつかあるのであるが、ここだけが、「なめがわ」ではなく、「なめかわ」と表示されていた。
というか、「あいらんど」も「あいらんと」になっている!
誰かがイタズラで濁点を消したのですね。

話は変わるが、キカイダー01では、第5話でも外房方面がロケ地として使われている。
どの海岸で戦闘シーンが撮影されたのかわからないが、宿泊地として勝浦のホテル三日月が使用されていることがわかっている。

現在のホテル三日月の様子。
当時から随分変わっているが雰囲気は維持されているような気がする。

海中展望塔より勝浦の海岸の様子。
複雑なリアス式海岸がとても美しい。

それではまた!


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アイアンキング考~最終章 [特撮]

アイアンキング考シリーズの最後は、恒例のロケ地について記しておきたい。
アイアンキングの場合、富士山周辺の地域でロケが行われていることが多いような気がするが、残念ながら場所が特定できたのはほんの一部。
代わりにと言っては何だが、ロケ地以外の気付いた点について記録に留めておきたい。

第3話
河口湖遊園(冒頭でヒッチハイクをするシーン)

第5話
箱根ドリームホテル(五郎らが宿泊するホテル)
エンディングテーマのバックが変更。第5話の最後のシーンの続きがそのままエンディングテーマのバックに使われている。

第6話
富士急ハイランド(不知火一族との戦いのシーンに使われる遊園地)
エンディングテーマのバックが変更。第6話の最後のシーンの続きがそのままエンディングテーマのバックに使われ、暫くこのバージョンが続く。

第11話
エンディングテーマの背景が、独立原野党との格闘シーンに変更。

第12話
ホテルニューオータニ(フラッシャー教授と大和政権の会談場)
伊東水明荘(フラッシャー教授らが宿泊する温泉)
城ヶ崎(れいこが弦太郎・五郎について行くこと決めた吊橋)

第13話
オープニングテーマの背景変更。弦太郎と五郎のストップモーションの画像が綺麗になった。

第16話
お化けマンション(怪獣ロボットとの戦いで炎上するビルの下でのシーン)
この巻より、アイアンキングの変身のシーンが簡略化される。

第19話
西新宿(冒頭のシーンで、当時の東京銀行・八十二銀行が両脇に映っている。現在、八十二銀行の場所には日興コーディアル証券が入っている。)
長沢浄水場(最初に巨大なタイタニアンが出現したシーン)
エンディングテーマの背景が第6話のものに戻った。

第20話
蔵王コンドテル(弦太郎らの宿泊ホテル)

第21話
行川アイランド(坂本博士がよく訪れる場所で、弦太郎らが訪れる)

第25話
丸の内(東京のイメージシーンの一つ)、西新宿(五郎を縛りつけるシーン)、お化けマンション(タイタニアンとの戦いで炎上するビルの下でのシーン)

第26話
新宿駅西口周辺のビルの屋上(弦太郎が「お嫁にもらおう」の弾き語りをするシーン。位置的に京王百貨店の向かいのビルかと思われる)

お化けマンション、行川アイランド、長沢浄水場(http://blog.so-net.ne.jp/fumi-chan/2006-05-28)など、ロケに使われている場所って、ある程度決まっているものなんだと改めて思ったものである。新宿駅周辺のビルの屋上は、キカイダーが始めてハカイダーと対峙した場所でもあるが、こちらはアイアンキングのロケ地とは違い、現在の小田急ハルクの屋上あたりかと推察している。

このあたりを確かめるべく、小生は先日、京王百貨店、小田急百貨店、小田急ハルクの屋上へ行ってみたのであるが、肝心の小田急ハルクの上はゴルフスクールになっていて一般の入場は不可。また京王・小田急両百貨店の屋上も、金網や薄いカーテンのようなもので遮られていたりして、外の様子がよくわからず、非常に残念であった。また、スバルビルの広告塔も、となりにNOVAの看板ができていて、当時のように目立った感はなくがっかり。

余談であるが、新宿駅の西口から南口方面(タワーレコードのあるビルの方)に抜けようと思った場合、小田急を突っ切ることはできないのであろうか。百貨店のB1から行っても1Fから行っても最終的には小田急線の改札にぶちあたって通り抜けることが出来なかった。仕方なく、京王百貨店に回りこんで抜けました。

それではまた!


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アイアンキング考~その3 [特撮]

今回は、挿入歌について記したいと思います。

アイアンキングの音楽は、以前にも弊ブログ(http://blog.so-net.ne.jp/fumi-chan/2006-01-22)で書いたように、仮面ライダーやタイガーマスク等でも知られるアニメ音楽の巨匠、菊池俊輔氏が担当しており、このアイアンキングでも素晴らしい仕上がりになっている。それと同時に、石橋正次の歌唱力を意識したのか、日本の抒情歌を中心とした色々な歌が劇中でふんだんに使われており非常に興味深い。以下は、そのような挿入歌を纏めてみたものである。

山男の歌(第1話)
作詞・神保信雄/作曲・不詳
劇中で使われる、記念すべき最初の歌。夕食後、弦太郎がゆき子の持っている白いギターを手にし、ゆき子と二人で歌い始める。

五木の子守唄(第2話)
日本民謡。
弦太郎の弾き語り。

この道(第3話)
作詞・北原白秋/作曲・山田耕作
ヒッチハイクしたトラクターに揺られながら、弦太郎・五郎・ゆき子の三人が歌う(ギターは弦太郎)。

月の砂漠(第4話)
作詞・加藤まさを/作曲・佐々木すぐる
弦太郎の弾き語り。

惜別の歌(第5話)
作詞・島崎藤村/作曲・藤江英輔
弦太郎の弾き語り。小林旭の持ち歌。

ゴンドラの唄(第6話)
作詞・吉井勇/作曲・中山晋平
命短し恋せよ乙女・・・ゆき子に送る歌として、五郎がギターを弾き、弦太郎が歌う。

竹田の子守唄(第7話)
日本民謡
弦太郎の弾き語り。赤い鳥のヒット曲でもある。

若者たち(第7話)
作詞・藤田敏雄/作曲・佐藤勝
かずことの別れのシーンで、弦太郎と五郎が歌う。

人生の並木道(第8話)
作詞・佐藤惣之助/作曲・古賀政男
村の学校に上がりこんだ弦太郎によるピアノの弾き語り。ディック・ミネの持ち歌。

雪国へおいで(第9話)
作詞・丹古晴巳/作曲・叶弦太
石橋正次の持ち歌で、大ヒット曲「夜明けの停車場」と同じ作詞・作曲のコンビによる。知り合った女性グループとのキャンプファイヤーで、弦太郎が弾き語りをするのだが、うっとりと聞きほれる女性軍に五郎の妬みが募る。

ともしび(第10話・第17話)
訳詞・楽団カチューシャ/ロシア民謡
第10話では、弦太郎がピンチの時に偶然通りかかった女性・きょうこ(志摩みずえ)が歌っていた。第17話では、弦太郎による弾き語り。

旅愁(第11話)
日本語詞・犬童球渓/作詞・作曲 ジョン・P・オードウェイ
弦太郎の弾き語り。「うるさくて眠れない」と、カトリーヌ女王にギターを取り上げられる。

浜辺の歌(第12話)
作詞・林古渓/作曲・成田為三
弦太郎の弾き語り。

七つの子(第13話)
作詞・野田雨情/作曲・本居長世
弦太郎の弾き語り。「からす なぜなくの」の歌。

遠くへ行きたい(第14話)
作詞・永六輔/作曲・中村八大
弦太郎の弾き語り。

お祈りの歌(第16話)
なかよくなさいとイェスさまの(第16話)
どちらも讃美歌。シスター役の水沢有美が歌う。

村祭(第18話)
作詞/作曲不詳
祠の前で、五郎が調子に乗って歌いだす。

スキー(第20話)
作詞・時雨音羽/作曲・平井康三郎
蔵王のスキー場で気分が盛り上がったか、弦太郎・五郎・典子の三人は滑走しながら歌う。

俺ら炭鉱夫(第20話)
作詞・横井弘/作曲・鎌多俊与
同じくスキー場で、弦太郎と五郎が調子に乗って歌いだす。三橋美智也の持ち歌。

お嫁にもらおう(第23話・第25話・第26話)
作詞・千家和也/作曲・叶弦太
石橋正次の持ち歌。
第23話では、途中で立ち寄ったドライブインのレストラン内でBGMとしてかかっている。
第25話では、キャンプ地で弦太郎が弾き語り。
第26話(最終回)では、戦い終えた後に、ビルの屋上で弦太郎の弾き語りに合わせて五郎と典子がダンスを踊る。さらに、エンディングの、弦太郎・五郎・典子の三人が砂浜を行くシーンでは、典子が歌い、「どっちのお嫁に行こうかな」と弦太郎・五郎に迫った。

なお、最終回の最後では、エンディングテーマである「ひとり旅」をバックに、回想シーンが流れる。菊池俊輔氏によるこのエンディングテーマは、特撮・アニメ音楽史上に残る傑作だと改めて思う。

それではまた!


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アイアンキング考~その2 [特撮]

今回は、アイアンキングを彩る華麗なる女性ゲストについて、記しておきたいと思います。

森川千恵子(第1話~第6話)
この方、仮面ライダーの緑川ルリ子役、と言えばピンとくるかも知れない。アイアンキングでは、高村ゆき子として、弦太郎・五郎と旅を共にする。高山植物を研究していると称していたが、実は不知火一族の一味であった。しかし、だんだんと弦太郎に惹かれていく・・・。

関かをり(第7話)
不知火一族のロボットにより墜落した飛行機の機長の娘(かずこ)として登場。この女優、ウルトラマンAの南夕子役に決まっていたのだが、直前に骨折し、降板したとか。

星光子(第8話)
今度は、本当の南夕子役が登場。7話と併せて何ともニクイ試みである。不知火一族の兄妹の妹役で、最後は兄妹ともに死す。

岡崎友紀(第9話)
旅の途中で知り合った女性グループの一人として登場。あまり台詞もなく、チョイ役の感じであった。

志摩みずえ(第10話)
弦太郎が不知火一族に捕われピンチに陥っている時に偶然通りがかる女性(きょうこ)役。結局不知火一族との戦いに巻き込まれ、不幸な死を遂げる。

テレサ野田(第11話)
日本に留学している女王、カトリーヌの役。

夏純子(第12・13話)
独立原野党のメンバー、卯月の恋人(れいこ)役で登場するが、次第に弦太郎にも惹かれていく。この女優の持つアダルトな雰囲気と併せて、サスペンス系恋愛ドラマのような仕上がりになっており、巨大なぬいぐるみが出てこなければ特撮であることを忘れてしまう。

松木聖(まつきひじり・第14話)
キカイダー01の「ミサオ」の登場である。原野党に狙われるロボット博士、福永博士の娘(みちこ)役。

京春上(きょうはるえ・第15話)
弦太郎を助けた診療所の女医の役。この人も、結局原野党との戦いに巻き込まれ、不幸な死を遂げる。

水沢有美(第16話)
保育園のシスター役。弦太郎がキスしたことから、五郎が怒りまくる。この頃から、アイアンキングも少しは強くなったような気がする。

田代千鶴子(第17話)
行方不明になった弟(佐々木隆)を探す姉(まこと)を演ずる。弟は原野党のメンバーになっていた。

大川栄子(第18話)
原野党に襲われた村で生き残った娘の役。最初は弦太郎と五郎を敵であると勘違いする。

右京千晶(第19~26話)
国家警備機構の隊員・藤森典子として、弦太郎と五郎のお目付け役として行動を共にする。名前は「のりこ」であるが、弦太郎らからは「てんこ」と呼ばれる。いつも制服をきており、その話し方や顔の感じなど、青木さやかにちょっと似ている気がする。

桜井マリ(第21話)
坂本博士の娘、よしこの役。「少年同盟」の一員、大木サトコとして、イナズマンにも登場している。

坂口良子(第24話)
スイスのローゼンベルグ博士が発明した燃料の秘密を渋沢博士に届ける任務を任された、渋沢博士の秘書、堀口純子の役で登場。実は小生、坂口良子が好きでした。前略おふくろ様で、渡辺かすみ役で出ていた頃からかな。あと、池中弦太80キロでの暁子役が印象的だった。

伊豆肇(第19話・第26話)
番外編になるが、キカイダーの光明寺博士が、アイアンキングでは津島博士として登場。

それではまた!


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アイアンキング考~その1 [特撮]

キカイダー01の次は、アイアンキングのDVDを制覇しました。

もともと最初の3話分のVHSは持っていたのだが、中野ブロードウェイで4話程度毎にバラで売られているシリーズの一つであるPerfect Collection のVol.6を見つけ、買って見たところ、最初の3話と合わせて全話見たくなったというわけだ。

国家警備機構の隊員である静弦太郎(石橋正次)と、霧島五郎(浜田光夫、アイアンキングに変身)が、国家征服を目指す不知火一族(第1~10話)、独立原野党(第10~18話)、そして地球を植民地にしようとする宇虫人タイタニアン(第18~26話)に挑むというストーリーであるが、石橋正次と、浜田光夫という既に売れている俳優がヒーローに扮しているのが特徴だ。特撮ものの主人公と言えば、「これがデビューです」的な場合が多いと思うのだが。

故にかどうか知らないが、石橋正次の独壇場である。まさに、「TV film of Ishibashi, by Ishibashi, for Ishibashi」のノリである。めちゃめちゃ強いし、ルパン3世並に高いところから落ちても平気である。何しろ、アイアンベルトと称するムチのようなものだけで、何十メートルもある敵に挑むのである。さらに、毎回女性のゲストが登場し、大抵の場合、惚れられてしまうというモテ用。また随所に弾き語りのシーンがあり、自身の曲も含めて歌声を披露している。

一方、アイアンキング自身は極めて弱い。多量の水分を必要とするという設定であり、1分間しか持たないのである。終盤は活躍するシーンも見られたが、始めのころはいつもとどめを刺すのは静弦太郎であった。

ということで、次回から暫くアイアンキングについて考察しておきたいと思う。論点は、「女性ゲスト」「挿入歌」、そして「ロケ地」である。

それではまた!


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成城紀行 [特撮]

Apple Farm GalleryのValentine & White Day 企画ということで、対象商品を購入すればHEART COCKTAIL elevenの非売品CDのプレゼントがあるというので、成城に行ってきた。
Apple Farm Galleryを訪れたのは実は初めてだったのであるが、普通の住宅で、玄関で靴を脱いで上がる仕組みだった。

ところで、折角成城まで来たのだから、ウルトラセブンゆかりの地でも散策しようと思い、成城学園前から東名高速方面に向かってぐんぐん南下した。

東宝ビルト。
セブンに限らず、作戦室のシーンなど数々のウルトラシリーズの撮影が行われた。
この辺りは、かなり古い家も残っており、何となく当時の雰囲気を感じさせる。

世田谷区立総合運動場の体育館。
ピラミッドのような外観が印象的。多くの回で使用されているが、個人的にはペガッサ星人が最後に地球に爆弾を仕掛けるシーンや、「第四惑星の悪夢」で人間が処刑されるシーンが印象的だ。

砧公園。
こちらも「空間X脱出」等、多くの回で登場。

世田谷区岡本。
通称「百窓」は、この富士見坂を上りきってすぐ右に曲がったところの、右手にあったのではないだろうか。

結局、成城学園駅から用賀まで歩ききった。

それではまた!


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おいしい水と特撮のメッカ [特撮]

26日金曜日の朝日新聞(夕刊)に、「東京の水道水はまずくない」という話が掲載されていました。水質の悪い利根川・荒川水系に、高度な浄水処理を施す計画が進んでおり、一部の区域を除き、「おいしい水」が行き渡っているとのことでした。
東京都の水源には、この他にも多摩川水系と相模川水系があります。こちらの水質はもともと良好であったようですが、相模川水系の長沢浄水場では、夏場に発生するカビ臭さに対応するため、平成17年9月から新たな浄水システムの導入を進めています。ここでは同じ敷地内に、東京都の浄水場と川崎市の浄水場があり、東京都の浄水場は、世田谷区・大田区・杉並区の一部に水を供給しています。なお、昨年12月4日付弊ブログでご紹介した多摩水道橋は、長沢浄水場からこれらの区域に水を送る水道管が通っている橋です。
http://blog.so-net.ne.jp/fumi-chan/archive/20051204

さて、この東京都長沢浄水場はご存知の方も多いと思いますが、ウルトラシリーズを始めとした、特撮のロケ地として有名です。

ウルトラマンだけでも、以下のロケ地として登場します。
第2話 「侵略者を撃て」
科学センターとして、東京都長沢浄水場の建物が使用されています。建物一階の内部の様子も窺え、興味深いものがあります。バルタン星人登場。

第11話 「宇宙から来た暴れん坊」
ここでも科学センターとして、子どもたちが拾った不思議な石について、山本博士らが分析を行いました。石はギャンゴになって暴れます。

第12話 「ミイラの叫び」
またまた科学センターとして登場。ここに安置されたミイラ人間が、甦って暴れます。浄水場の敷地の周囲にある道路の様子も窺えます。

第16話 「無限へのパスポート」
科特隊本部の一部として登場。登場怪獣はブルトン。

第17話 「遊星から来た兄弟」
会議(ザラブ星人の保護についての議論をしている)が行われている宇宙局の外観として、円形の建物がクローズアップされています(写真左)。この「円形であること」が、「ステーション」っぽい雰囲気をかもしだしているのでしょうか。

なお、この東京都長沢浄水場は山田守(1894~1966)という有名な建築家の設計によるもので、日本武道館や、御茶ノ水の聖橋などもこの方の設計だそうです。

最後に、川崎市長沢浄水場の建物の概観もご紹介しておきましょう。

それではまた!


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