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キカイダー 第33~34話 [キカイダー]

<第33話>凶悪キメンガニレッド呪いの掟

ここでダークの基地としてロケが行われているのは吉見百穴です。吉見百穴は、後に迎えるキカイダーの最大の見せ場、最後の3話での舞台として使われていますので、その時に詳述したいと思います。

この話の中では、第19話で登場したカブトガニエンジも出てきます。カブトガニエンジはキカイダーを倒して汚名挽回しようとしますが、キカイダーに勝つことはできません。さらにミツ子は、キカイダーを制し、カブトガニエンジにとどめを刺すのをやめさせます。

このミツ子に助けられた恩から、カブトガニエンジはミツ子を攻撃するキメンガニレッドの盾となって、最期を迎えます・・・ロボットの悲哀を物語る、代表的な話の一つだと思います。

なお、光明寺博士は、建設現場の作業員として働いています。この話の中では、一時ダーク基地に監禁され、基地の中でミツ子とも再会するのですが(但し、記憶喪失でミツ子とは認識できない)、隙を見て逃げ出します。この頃になると、ダークの手と光明寺博士、ミツ子・マサルと光明寺博士の距離が夫々目に見えて近づきつつあり、だんだんとクライマックスに向けた下地作りというか、基礎固めがなされているのがわかります。

<第34話>子連れ怪物ブラックハリモグラ

この話、ちょっと嫌なのですが・・ どうも子どもとセットの話というのは・・・

ブラックハリモグラはいつも娘のロボットである子ハリモグラを連れています。子ハリモグラは、いつも大工道具を携え、ブラックハリモグラの修理をする役です。

キカイダーと闘ったあとに修理する場面では、橋幸男さんの歌う、「子連れ狼」の主題歌が流れます(2番のところが使われています)。

この子ハリモグラ、ブラックハリモグラがキカイダーに倒された後、「おとうちゃーん」と呼びながら駆け寄ろうとした時に崖から足を滑らせて転落・・・崖の上にはいつも抱えているパンダのぬいぐるみだけが残される・・・これを拾い上げたキカイダーは「しまった!子どもだけでも助けてやりたかった」と。

やめてください、という感じです。

なお、光明寺博士は、「BAR KAZUKO」という店でバーテンダーをやっています。

キカイダーにも当然、各回の終わりに次回予告があるわけですが、次の第35話の予告には、ナレーションがなく(次回の予告映像は流れている)、第37話に満を持して登場する悪の戦士、ハカイダーのテーマ曲がバックに流れるとともに、予告の最後では、ハカイダーが愛用のバイク「白いカラス」で疾走するシーンが流れます!

いよいよ盛り上がってきました!

それではまた!


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