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放浪記 [閑話休題]

本日は朝から巣鴨で用事があったのであるが、思ったよりも早く終わったので、最寄り駅の巣鴨ではなく、駒込に向かってみた。

肌寒い中、線路を右下に臨みながら閑静な住宅地を歩く。
俺って渋いなアと、煙草を一服やりたくなる気分だ。
程なく、駒込駅の巣鴨側の駅舎が見えた。
なんだ、もう終わりか…
ちょっと先にある大通りを渡ると駅である。

その時、左手に旅館の看板を発見。
幅2メートルもない、目の前の小道沿いにあるようだ。
ちょっと入ってみると、両脇に旅館がある。いわゆる休憩ができるところだ。
なんか、堂々としていない、昔ながらのそれっぽくて、いい感じ。
さらに進んでいけば、一杯飲み屋がちらほらとあったりして、隠れ家のようだ。

少しルートをそれたが、大通りに出ると、ボクは巣鴨側の改札は通らずに、田端側に移動した。
この駅、巣鴨側の改札と田端側の改札とは随分高低差があって、巣鴨側の改札はプラットホームの上にあるのだが、ここからぐーんと坂道を下り、田端側の改札はプラットホームの下にある。

田端側の改札からは、商店街が延びている。
うん、いいね。私鉄沿線のようだ。
ボクは基本的に私鉄沿線に住んでいたことが多かったから、こういう雰囲気が好きだ。
山手線の駅って、目の前にロータリーが広がっているところが多いので、改札を出てすぐのところに生活感が広がっている駅は少ないのではないか。
住むにはよさそうなところだな、と気持ちよく駒込を後にした。

さて、次の目的地に着いた。10時10分。ちょうどいい時間だ。
店内に入ってみると…

まだ朝マックの時間であった。
ボクは子供に頼まれていたメガマックなどを買うため、朝マックが終わる頃を見計らって来たのに。
お店の人に聞くと、通常メニューは10時30分からとのこと。いつからそうなったのか。
とにかく、打ちひしがれたボクは、そのまま待つ気分にもならず、一旦家に退散した。

マクドに出会ったのは、10歳前後の頃だったか(ボクは関西育ちなので、「マクド」と呼ばせていただく)。
阪急茨木市駅の商店街にマクドができた。
あの頃はビックマックと、フィレオフィッシュと、ハンバーガーの3つを一度に食べた。
ビックマックは390円だったかな。今思うとちょっと高い。銀紙の包みだった。
世の中にこんなにおいしいものがあったのか、と思ったものだ。
チラシについているタダのクーポン券で、フライドポテトだけをもらいに行ったときは流石に恥ずかしかった。

さて、11時45分。
そんな郷愁に浸るのも束の間、そろそろ昼にしようと、再度マクドを攻める時がやってきた。
ボクは何食わぬ顔でカウンターにいくと、また打ちのめされた。
ここの店のメガマックは1日30個限定で、すでに完売。

味なことやる~ マクドナルド♪

それではまた!


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一周年 [閑話休題]

本日は一周年記念の日である・・・

最初の1ヶ月は、匂いだけ嗅いで紛らわした。

最初の3~4ヶ月は毎日夢に見た。
「あれ、いつからまた始めちゃったんだろう」
と思いつつ、いつも目が覚めた。
リアルな感覚だった。

そのうち、夢に見る回数は減っていった。
とりあえず、ジャズを聴きながら、煙漂うカウンターで飲んでても大丈夫。

次は節酒だ!
酒に関しては禁は無理だし、ほどほどは健康にもよい。
ということが甘えの原因にもなるが。

それではまた!


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去り行く情景 [閑話休題]

2006年3月31日。
東京駅の関連施設が同日までに閉鎖した。東京ステーションホテル、東京ステーションギャラリー、丸の内グリル等々。
東京駅の復原工事に伴うものということだったが、一向に工事が進んでいる気配はない。
何でも、工事の入札が外国企業に十分開放されていなかったとかで、米国が文句をつけたために、計画が事実上ストップしているとか、何かで読んだような気がする。
活用されていない古い建物は、いくら天下の赤レンガでも、最近では廃墟のように見え、寂しい限りである。

2006年5月14日。
交通博物館が閉鎖した。
来る年の10月14日、「鉄道の日」に、さいたま市に新しく鉄道博物館がオープンする。
ここで、多くの展示物に再会できる筈であるが、鉄道専門の博物館となるため、交通博物館で見られた航空・船舶・自動車などはほとんど見られないことになる。
そして万世橋駅はどうなるのか。

2006年12月31日。
アキハバラデパートが閉鎖した。
1950年12月のオープンということなので、56年の歴史に幕ということか。
雑然とした無節操な店内、駅と一体化した構造、古臭い箱型の白い建物、アキハバラデパートという単純明快なネーミングなど、不思議な魅力のある場所であった。

ボクはよく秋葉原に寄ると、このデパートの1階の万世で、ラーメン等を買って帰った。

3階の鉄道模型の店では、いつか何か買おうと思っていたのであるが…

3階には、駅の改札がある。

右に出れば駅構内の通路。

左手を上がっていけば、総武線の千葉方面のプラットフォームに出る。

マクドナルドでは、メイド姿に扮した何人もの特別店員がお客さんの相手をしていた。
アキバならではのパフォーマンスか。

デパートの中も外も、予想外の多くの人たちが溢れていた。
皆カメラやケータイを片手に、その最後の勇姿を収めていた。

それではまた!


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復活祭 [閑話休題]

ボクは普段ニュースやスポーツ以外、あまりテレビを見ないのだが、土曜日は楽しみにしている番組が2つある。「脳内エステIQサプリ」と「エンタの神様」である。
昨日はエンタの神様の放映がなかったのが少し残念であったが、IQサプリは2時間スペシャルだったのでたっぷりと堪能した。

そしてIQサプリの続きで、何となく「電車男」を見ていたのであるが…

聞き覚えのある音楽にハッとした。

「宇宙戦艦ヤマト」シリーズのBGM、「白色彗星」ではないか。
パイプオルガン主体の荘厳な曲なのだが、サイバーネクスト社とそこの社長を、ヤマトの敵である白色彗星に見立てたということなのだろう。

そして、電車とエルメスの哀愁を伝えるような場面では、「序曲」が流れる。「あーあー あああ、あーあー あああ」のスキャットが実に雰囲気にあっている。

使われた場面は忘れたが、「真っ赤なスカーフ」も登場。

最後の場面はボクの大好きな曲、「イスカンダル」がムードを盛り上げていた。

そういえば、何のCMだったかは忘れたが、最近デスラーが「ヤマトの諸君…」と登場している。
時代がヤマトを求めているのか…
ヤマトを見て育った同じ年くらいのプロデューサーの仕掛けか…

そして、もっと強烈なことがあった。

見慣れたマレー式の機関車が!
「電車男ミュージアム」は、交通博物館ではないか!

一体、いつどうやって撮影したのか。
特別に撮影を許可したのか。
それとも合成映像なのか。

いずれにしても、とても懐かしかった。
そして、閉館後に入ったのだとすれば、ズルいと思った。
チックショ~ッ!

それではまた!


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アメヤ横丁 [閑話休題]

本日、親から頼まれていた化粧品を買うためにアメ横に行きました。アメ横は、いつ行っても賑わっていますねえ。

ところで、私が「アメ横」というものを初めて知ったのは、藤子不二雄の「ひっとらぁ伯父サン」という漫画の台詞からです。

この漫画は、ヒットラーにそっくりの人物である「ひっとらぁ伯父サン」が、ある平和な町にやって来て、庶民の生活に深く入り込み、町内の「独裁者」になっていくという話です。この叔父さんは、権力を得ていく過程で、町内の子供たちを集めて「黒シャツ隊」なるチームを結成し、隊員の士気を鼓舞するため、かっこいい制服を与えます。黒シャツ隊はムッソリーニなのだが・・・

伯父さん曰く、「制服は気持ちをひきしめ、規律を与えます。すぐれたスタイルの制服はそれを着るものに組織の一員としての連帯感と秩序への忠誠感を湧きおこさせるのです。ナチスが勢いを得たことの一つにその制服のデザインがすぐれていた点にあるのは、今日アメ横に行くまでもなく、立証されることです。」

この漫画を読んで数年後、私は上京することとなったわけですが、程なく服をどこで買うかということでアメ横の話題が持ち上がり、私も初めてアメ横を訪れました。その時、私は上野駅から突入して行ったのですが、入り口にはアメ横ではなく、「アメヤ横丁」と書いてあるし、並んでいるお店は、魚屋とを中心とした食料品店ばかりであったことから(上野方面から入って暫くはそんな感じですよね)、「ここはアメ横ぢゃない」と勝手に思ったものです。

この「アメ横」はもともと戦後の闇市だったことは有名な話ですが、その由来は、当時飴屋がたくさんあったことから「飴屋横丁」と呼ばれていたことと(100軒ぐらいあったらしい)、米国人などによりアメリカの雑貨を扱う店が多く出店されていたことから「アメリカ横丁」と呼ばれていたことの、双方があるようです。

何れにしても、ここを歩くと、戦後のそういう名残を感じますね。ごちゃごちゃで活気があり、少し怪しげなムード。今、どこでも再開発という大義名分の下に、こうした昔ながらの「横丁」がどんどん姿を消している。日暮里駅からは「駄菓子屋横丁」が消えた。アメ横は、絶対にそんなことがあってはならないと思いますね。

それではまた!


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招かれざる客 [閑話休題]

この週末、所用で近郊の某所を訪れましたが、ちょっとスリリングな体験をしてしまいました。

私はその土地はまったくの不案内で、手探り状態で歩を進めていたのですが、ある細い田舎道のようなところに足を踏み入れると、左手からいきなり二匹の大きな犬に吠えられました。一瞬ドキっとしましたが、首輪が繋がれているのを確認し、そのまま通り過ぎると、今度は右手から別の犬が登場。首輪がない。私の方へ向かって吠えながらやってくる・・・

とりあえず、無視して進み続けたのですが、どこまでも吠えながら追ってくるのです。この雰囲気、もしかして私有地かなと思うと同時に、だとすれば引き返さざるを得ないことを悟ったのですが、背後からは犬が・・・

こんな場合どうすればいいのか。思いっきり逃げるべきか。何食わぬ顔で戻るべきか。こちらも戦闘モードとなって相手を威嚇するべきか。多少の怪我はしても、最終的にこちらがやられてしまうことはないだろう・・・色々な思いが私の脳裏をよぎったのですが、まず、この犬に対して、背を向けていることはいけない、と肝に命じました。そういえば熊に出会った時には決して背を向けてはいけないということを思い出したのです。

さて、どうするか。とりあえず、人間の尊厳を以って、相手を見ながらにじり寄ってみることに。すると、犬が後ずさりして距離を置き始めるではありませんか・・・

そのまま歩を進め、私はめでたく「領土」から脱出することができました。犬でさえこの始末ですから、熊に遭遇した場合はどんなもんなのだろうかと、ただただ蒼ざめるばかりであります。

それではまた!


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新御茶ノ水駅のエスカレーター [閑話休題]

実は、昨日付けのブログで書いておきたかった話なのですが、「ル・コルビュジェ」とか「時代屋」に気をとられてすっかり忘れてしまったので、日付は改まってしまいましたが、ここに記録を残したいと思います。

新御茶ノ水駅の、聖橋方面に出るホームから改札口へのエスカレーターって、とっても長いですよね。勿論、新しい地下鉄の駅ができると、どんどん深いところに潜っていくので、新御茶ノ水駅のエスカレーターが特別長いわけではないのですが、古臭さも手伝って、結構乗りごたえのあるエスカレーターだと思っています。

このように長いエスカレーターに乗っていると、そのうちに水平に進んでいるような錯覚を覚え、周りの人がえらく前につんのめっていたり、反り返っているように見えることがありますよね。この新御茶ノ水のエスカレーターは、よほど気をつけていないと、間違いなくこの錯覚を覚えます。

そこで、ふと「今日は目をつぶってみよう」思いました。この錯覚を防ぐとともに、エスカレーターの降り口に出るときにちゃんと気がつくかどうか、試してみようかなと。子供の頃は、よく下ってくるエスカレーターを駆け上がったり、上がってくるエスカレーターを駆け下りたりしましたが、今では流石に体力的にもきついし、下手したら捕まってしまいますので、この程度が限界です。

エスカレーターの手すりって、階段部分の進行よりも少し早いですよね。手すりに置いている手の位置を定期的に直す必要があるため、斜めから水平に移行する瞬間の感覚がちゃんと伝わってくるだろうか、不安を覚えながらも実験をスタート。目を閉じていると、これが結構長い時間に感じられて、何度も開けてしまおうとの誘惑にかられるのですが、そこは忍耐で克服。しばらくしてやっと、「きたかな?」と思える瞬間があり、周りを確認したところ、まだ階段が出口に吸い込まれるまで、10段くらいありました。実験は無事成功です。

以上、ご報告まで。

それではまた!


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ビデオカメラの進化との永遠なる戦い [閑話休題]

最近、時間ができると積極的に行っている作業があります。
それは、8ミリやミニDVで撮った映像のDVD化。

ビデオカメラの進化って、激しすぎてまったく頭にきます。ミニDVは、まだしばらく猶予期間があると思うのですが、8ミリは今や完全に廃れており、再生するデッキも店頭からすっかり消えているので、私が保有しているVHSと8ミリのダブルデッキが大丈夫の間に(8年以上前に買ったものなので、いつどうなるかヒヤヒヤ)、映像を保存しておかなければという焦燥感に駆られている次第です。

子供の誕生を機に始めて買ったビデオカメラは、シャープのビューカムでした。当時出たばかりで、持っていると知らない人でも「これビューカムですよねえ。どうですか?」などと声をかけてくるほど、注目された品物だったのです。

その後3年ほどして、米国滞在中に液晶部分が壊れてしまい、仕方なく当地にて新しいビデオカメラを購入。これもビューカムだったのですが、とにかく電池の持ちが悪く、苦労しました。

次に購入したのが、ソニーのハンディカム。日本に戻ってしばらくしたころに、ミニDVが主流となっていることを知り、買い替えました。数年後、ヘッドがいかれてしまい、一度修理に出したのですが、暫くしてまた調子が悪くなったので買い替えるはめに。

ということで現在は、原点に戻り、シャープのビューカムZを使用しています。これも、最近「つゆがつきました」の警告表示が消えなくなり、修理に出しました・・・いつまで持つのだろうか。また、ビデオカメラはDVD型やHDD内蔵型など、また新たな潮流が幅をきかせつつある。

最初のビューカムを買ったのが1993年冬で、ミニDVに移行したのが、1999年冬だったと記憶しています。たった10数年の間にこれだけの変化。信じられませんよ。

最後に、これまでのご活躍を讃え、我が家を支えてきてくれたビデオカメラくんたちをご紹介。
左から、初代ビューカム、二代目ビューカム、ハンディカム、ビューカムZ.

それではまた!


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