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アイアンキング考~その1 [特撮]

キカイダー01の次は、アイアンキングのDVDを制覇しました。

もともと最初の3話分のVHSは持っていたのだが、中野ブロードウェイで4話程度毎にバラで売られているシリーズの一つであるPerfect Collection のVol.6を見つけ、買って見たところ、最初の3話と合わせて全話見たくなったというわけだ。

国家警備機構の隊員である静弦太郎(石橋正次)と、霧島五郎(浜田光夫、アイアンキングに変身)が、国家征服を目指す不知火一族(第1~10話)、独立原野党(第10~18話)、そして地球を植民地にしようとする宇虫人タイタニアン(第18~26話)に挑むというストーリーであるが、石橋正次と、浜田光夫という既に売れている俳優がヒーローに扮しているのが特徴だ。特撮ものの主人公と言えば、「これがデビューです」的な場合が多いと思うのだが。

故にかどうか知らないが、石橋正次の独壇場である。まさに、「TV film of Ishibashi, by Ishibashi, for Ishibashi」のノリである。めちゃめちゃ強いし、ルパン3世並に高いところから落ちても平気である。何しろ、アイアンベルトと称するムチのようなものだけで、何十メートルもある敵に挑むのである。さらに、毎回女性のゲストが登場し、大抵の場合、惚れられてしまうというモテ用。また随所に弾き語りのシーンがあり、自身の曲も含めて歌声を披露している。

一方、アイアンキング自身は極めて弱い。多量の水分を必要とするという設定であり、1分間しか持たないのである。終盤は活躍するシーンも見られたが、始めのころはいつもとどめを刺すのは静弦太郎であった。

ということで、次回から暫くアイアンキングについて考察しておきたいと思う。論点は、「女性ゲスト」「挿入歌」、そして「ロケ地」である。

それではまた!


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