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Dear My Uncle Torys [ホビー]

突然ですが、私のコレクション・シリーズの一つに、アンクルトリスがあります。

アンクルトリスは、壽屋(=サントリー)のトリスウィスキーのキャラクターとして、昭和33年に誕生しました。生みの親は、日本におけるイラストレーターの草分けの一人、柳原良平サンです。トリスの広告は、この2等身半のおじさん(定年間近のサラリーマンの設定らしい)の持つ、ほのぼのとしたキャラクターと、名キャッチコピーにより(開高健サンの ”「人間」らしくやりたいナ” や山口瞳サンの ”トリスを飲んでHawaiiへ行こう” など)、一世を風靡しました。
壽屋の広告戦略の下、これまで様々なアンクルトリス関連のノベルティーが出ており、これらを中心としたグッズが今でも根強い人気を誇っているのです。ヤフオクでのアンクルトリス関連グッズの取引はいつも賑わっております。

というわけで、私のコレクションの一部をご紹介。

左から、タンブラー、爪楊枝入れ(バーテンダーとガンマン)、飲めばバラ色グラス、コップ2種類、石鹸、ブリキコースター。

ウクレレとスロットマシン。

因みに、最初のアンクルトリスの絵は、柳原良平サンの直筆物です。

・・・・・・

私がアンクルトリス物を集め始めたのは、父の影響です。2年前のゴールデン・ウィークに久しぶりに実家に行った際に、ノコノコトリス(赤)や、爪楊枝入れが飾ってあったのです。その少し前に、トリスの新商品「トリス・ウイスキー・スクエア」が出たキャンペーンで、これらのグッズがオマケについていたようで、トリス世代人間にとっては非常に懐かしいものであったようです。また当時の「洋酒マメ天国」の3冊セットを大事に持っており、自慢そうに私に見せました。
私は入社後約1年間、名古屋に勤務していたのですが、以前にもブログでご紹介しました、トヨタ自動車に勤務していた父の親友で、私の結婚の仲人をしていただいた方に、「一緒にハイボールをよく飲んだ店」に連れて行ってもらったことを思い出しました。
父曰く、「ノコノコのシリーズの中で、バイキングが欲しかった」とのことなので、それならたまにはプレゼントとして探してみるか、と思い、東京に戻って、中野ブロードウェイの「まんだらけ・変や」でバイキングをゲット、またネットの通販でトリス物をいくつか買って、送ってやりました。その時点では、私はアンクルトリスにさほど興味はありませんでした。
ところが、程なく父は入院生活を送ることとなってしまい、見舞いに行くたびに、トリスのグッズを持参したのです。そうこうしているうちに私も個人的に興味をそそられ、今日に至るわけです。

今回の話は今日書こうと、前々から決めていました。”Uncle” の化身、 ”Father” の誕生日だったので。

それではまた!


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